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過炭酸ナトリウムと重曹の違いとは?二つを混ぜると良いとは本当?

  • 重曹と過炭酸ナトリウムってどう違うの?
  • どっちもアルカリ性だし変わらなくない?
  • 混ぜるといいって聞いたんだけど本当?

どちらも白い粉でアルカリ性剤であると知られていますが、重曹と過炭酸ナトリウムの違いって分かりづらいですよね。

みぞれ
みぞれ
実はそれぞれ特徴があって、使い分けることで汚れがきれいに落とせるんです!

みぞれ
みぞれ
今回は、過炭酸ナトリウムと重曹の違いと、それぞれどの場面で使うべきなのか、そして混ぜると良いという噂は本当なのか、お話ししたいと思います!

過炭酸ナトリウムと重曹の違いとは

 過炭酸ナトリウム重曹
アルカリ性の強さ強い弱い
油汚れ強い弱い
たんぱく質系の汚れ強い弱い
溶けやすさ水に溶けやすい水に溶けにくい
鍋の焦げ落とし普通強い
研磨力ないある
発砲作用強い弱い
殺菌作用あるない
漂白作用あるない
脱臭作用あるある
食べられるか食べられない食べられる(食用のみ)
肌への刺激強い弱い

いろいろと書いていきましたが、わかりやすく図にして比べてみると、思っていたよりも違いがありますよね。

図にしてみると、思っていたよりも違いがありますよね。

過炭酸ナトリウムは掃除や洗濯にとても適しており、重曹は研磨剤や焦げ落としに向いているということです。

掃除や洗濯にとても適している「過炭酸ナトリウム」

過炭酸ナトリウムとは酸素系漂白剤とも言われておりますが、普通の漂白剤とは違って比較的ツンとした匂いはなく安全で、素材などをあまり傷めずに汚れを落とせます。

過炭酸ナトリウムは「炭酸ソーダ(炭酸ナトリウム)」と「過酸化水素」が反応したことによって生まれた物質で、アルカリ性の特性と過酸化水素の特性を一緒にすることができたとても優れたものです。

炭酸ソーダが強いアルカリ性を持っており、過酸化水素は分解されることで「活性酸素」と「水」に変化します。この活性酸素には殺菌、消臭、漂白の三つにとても長けているのです。

過炭酸ナトリウムの粉末をお湯で溶かして使うと効果的に分解されますが、熱湯だと分解が早すぎて汚れが残ってしまいます。40度~50度ぐらいのお湯で粉末を溶かしましょう。

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水だけでも過炭酸ナトリウムを「炭酸ソーダ」と「過酸化水素」に分解はされるんですけどね。お湯(または加熱)することによって「過酸化水素」を“活性酸素”と“水”に分解することができます。

ただ、注意するべきはたんぱく質系の絹やウールなどはそれも溶かしてしまうということ、また皮膚も溶かすのでゴム手袋を必ずつけなければならないこと。
さらにステンレス以外の金属に反応してしまうので、アルミのお鍋などは使ってしまうと逆にボロボロになってしまいます。これらには注意しましょう。

研磨剤や焦げ落としに向いている「重曹」

重曹の正式名称は炭酸水素ナトリウム(重炭酸ソーダ)で、重曹はそれの略称です。ソーダを漢字で書くと曹達になるのでね。

重曹は純度によって分けられており、工業用、医療用、食用などがあります。過炭酸ナトリウムと違いこちらは純粋なアルカリ剤です。

食用の重曹を分解させると、水と二酸化炭素に分かれます。この二酸化炭素によって生地などを膨らませることができます。

山菜に使えば繊維を柔らかくし、アク抜きがしやすい状態にしてくれたりします。ただ、もともと柔らかい野菜に使うと柔らかくなりすぎるのでそこは注意ですね。

ただ掃除用に関しては、アルカリ性が過炭酸ナトリウムよりも弱いので、油汚れはできるにはできますが、研磨剤として使用されることの方が多いかもしれませんね。

ただ、重曹を水に入れて加熱することで、炭酸ソーダに変化します。また、加熱しなくても重曹水溶液は徐々に二酸化炭素が抜けるので炭酸ソーダになっていきます。

この炭酸ソーダは重曹よりもアルカリが強くなり、油汚れが落ちやすくなります。ただ、アルカリ性が強くなりすぎるので、ゴム手袋を着用して使いましょう。

また、過炭酸ナトリウムと同じでアルカリ性なので、ステンレス以外の金属に反応してしまうので、アルミのお鍋などは使ってしまうと逆にボロボロになってしまいます。

過炭酸ナトリウムと重曹の二つを混ぜると良いとは本当?

過炭酸ナトリウムと重曹の二つを混ぜると良いと聞いて調べてみたのですが、研磨剤として使いやすくはなるようですが、重曹のアルカリ性は過炭酸ナトリウムのアルカリ性より少なく、酸化力を下げてしまうそうです。

酸化力が下がると過炭酸ナトリウム(炭酸ソーダ+活性酸素+水)の分解速度が変わってしまい、漂白に必要な活性酸素の効果を十分に発揮できなくなってしまうのです。

過炭酸ナトリウムと重曹を混ぜることで研磨剤として使いやすくなるかもしれませんが、単品で使った方が汚れを落とす効果は高いのです。

炭酸ソーダ(重曹+水+加熱)することで重曹よりもアルカリ性が上がるので、炭酸ソーダと過炭酸ナトリウムを混ぜるのであれば、アルカリ性をあまり落とすことなく使えるかもしれません。

過炭酸ナトリウムと重曹はどちらもアルカリ性なので混ぜても問題はありませんが、混ぜてはいけないものもあります。

製品の説明書をきちんと読んでから使うようにしましょう。混ぜるな危険と書かれている物は特にですね。メーカーとしては単独で使うよう想定されているので、説明書はきちんと読んでから使用しましょう。

過炭酸ナトリウムと重曹の違い、混ぜると良いのかのまとめ

要点まとめ

★過炭酸ナトリウムの特徴
・アルカリ性は強い
・食べられません
・殺菌・漂白・消臭作用がある
・研磨剤としては使えない
・肌への刺激が強いので手袋必須
・発砲作用が強い
・水に溶けにくい
★重曹の特徴
・アルカリ性は弱い
・工業用、医療用、食用など種類がある
・殺菌漂白作用はないが消臭作用はある
・研磨剤として使える
・肌への刺激が弱いので長時間使用しない限りは手袋なしで良い
・発砲作用が弱い
・水に溶けにくい

 

過炭酸ナトリウムと重曹はこのような特徴を持っており、混ぜるとアルカリ性が下がるため過炭酸ナトリウムの一番の特徴である活性酸素がうまく働かなくなってしまいます。

混ぜて使うと良い時もありますが、それぞれの特徴を生かして単品で使い分けることが一番でしょう。

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みぞれ
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当ブログの管理人、みぞれと申します。 以前していた事務仕事での経験や失敗談、日常的な疑問、太ってきてしまったのでダイエットに体力づくり、メンタルなどを鍛えたりしていく、そんな雑記を折々とまとめていきます。